【海外企業で在宅ワーク】必要な英語力は?
プロフィールにも書きましたが,正直英語についてとやかく言えるような立場ではありません。
ただ1つ言えるのは,仕事で英語を使う場合は日常会話と違って,必要とされるフレーズや単語がある程度限られているということ。
敵を知れば対策も立てられる,という観点から英語力について書きます。(こうすれば英語力がUPするよ,な内容ではありません。むしろ教えてほしい。)
在宅ワークの場合,スピーキングが求められることはない
在宅ワークの場合は口頭で会話をする場面はありません。英語で面接や電話をする機会もなし。もしあったとしてもエントリー要件に必ず記載があるはずです。
一度依頼してくれていた会社から、新しい仕事あるけど話せる?と言われて焦って一晩準備したら結局日本語でインタビューということはありました。。。
説明が動画で英語を聞き取る,という機会もあります。ウェビナーで一方的に説明を聞く(質問はチャットから可能)という機会もありました。
ですが基本的に必要なのは読みとる力と書く力になります。
企業側も日本人に限らずたくさんの”英語が母国語ではない人”を相手に仕事をしているのであまり心配いらないです。
英語でメールのやり取りをすることはよくある
仕事をしていると,いつか問い合わせが必要な時が来ます。
支払いに関してとか,こんなプロジェクトがあるけどやらないか…などなど。
私はいまだにあんまり慣れませんが,これも難しい表現を使う必要はありません。
わかる単語で,順を追って説明すればOK。必要なら,もちろん翻訳ソフトを片手に。
見出しや締めに迷うかもしれませんが,いくつかやりとりをしていればこんな感じで書き出していいんだ,とわかります。
適当でいいという意味ではなく、習うより慣れろって感じです。
読みとる力はどのくらい必要か
プロジェクトはアンケート系でない限り,ガイドラインがあります。
ガイドラインは少ないもので数ページ。
多いものだと300ページくらいを数冊。
このくらいの量を読む気持ちは必要になります。
日本人向けのプロジェクトだと日本語で書かれているものもあります。
数百ページのPDFを見ただけでちょっとウッ…となる気持ちはよくわかります。
ただ,これも難解な書物を読み解くのとは違って,”英語が母国語ではない人たちのためのグローバルガイドライン”であって,平易な読みやすい単語で書かれていることが多いです。
そして,プロジェクトごとによく使われる言い回し,単語というものが存在します。最初は読みにくいかもしれませんが,そういったものを覚えるとぐっと読む速度が上がります。
なるべくガイドラインが短いものを…と思うかもしれません。
ガイドラインのボリュームが多いものは長期のプロジェクトだったりもします。一度ガイドラインの内容を覚えてしまえば安定的に仕事があるというのは,短期の仕事で何度もあたらしい短めのガイドラインを読み込むより楽かもしれません。
書く力はどの程度必要か
書く力も必要ですが,もとめられているのは簡潔に書く力です。企業側も大量の情報を処理しているわけで,なるべく短く!簡潔に!が好まれます。長い文で説明しなくても単語で伝わるものは単語でOK。「:」とかをつかって簡潔に表記してしまえば長い文章を書く必要がない場面も。正解は知りませんが,とりあえず文句は言われていません。
(翻訳ソフトも駆使して)1文くらいの短いものをどんどん書くスキルで,結構何とかなっています。
あとは似たようなフレーズを何度も使うようなプロジェクトのときはコピペ用の元資料を作って使いまわします。時短になるのでおすすめです。
ただ、プロジェクトによってはコピペ禁止なんてことも。そういう指示がある場合は守らないとアカウント停止になる可能性もあります。タグが残るのですぐばれます。
ただ,上記は一般論で,かなり英作文ができないと厳しいタスク・会社もあるのは事実です。
翻訳サイトはフル活用
翻訳サイトは自分のお好みで。DeepL,ChatGPT,Grammaryを使う方が多そうです。
機密情報を扱うので翻訳ソフトを使用する際には注意は必要です。
上にも書きましたがプロジェクトによっては使用禁止です。そういうプロジェクトに限って結構書かされたりします。指示は守らないとアカウント停止になるので気を付けましょう。
”英語で仕事してみたいな”とちょっとでも思う人なら大丈夫
求められる英語力について書いてみました。
特にAI関連の在宅ワークは試験がたくさんあります。それに受からないと仕事が始められないことが多いです。
最初は試験に落ちるたびに落ち込みます。
品質低下により,クビを切られることもよくあります。実際私も”新しい仕事が追加になるからこの試験うけてね,受からなかったらこの仕事クビね”という連絡をある日突然受けたことがあります。
大丈夫。そのうち落ちても全然気にならなくなります。
試験に落ちたってあなた自身が否定されたわけではありません。ただ縁がなかっただけ。ほんとそれだけです。
そんなわけで,とりあえずどうしても家で働く必要性がある方は”まずはレッツトライ!”と伝えたいです。
英語が苦手な帰国子女。自由な時間で働きたい一心で海外企業の在宅ワークをはじめる。苦手意識しかない英語と格闘しながらなんとか複数プロジェクトで業務中。
Work from home を志す人にとって有益な情報となりますように。